最初は檀家のハーブ愛好家の方からいただきました。6月の初めから、夏
の間ずっと咲き続けてくれるので、切り花の乏しい真夏に重宝します。思わず吸い込まれるような鮮やかな紫の花です。とても丈夫で、冬の間、置き場所に困ったストーブ用の薪をこの木の上につぶさないように積み上げていたら、薪の間を縫って芽を出し、花を咲かせたこともありました。花期も大変長く夏から晩秋まで咲き続けます。


ラベンダー

シソ科の常緑小低木

住職は20年以上前からハーブに興味を持ち、少しずつ集めてきました。
ハーブを代表するこの花は初夏の境内に魅惑的な芳香を漂わせてく
れます。高温と多湿には弱く、畑での栽培には失敗しましたが、石垣の
隙間と、軒下に植えた株は元気に育ちました。花は摘み取ってハーブ
ビネガーに、ハーブ入パンにと利用できます。


アメジストセージ

セージの仲間はいろいろあるようですが、花が一番美しいのがこのセージだと思います。写真の色よりは実際の花はもう少し赤く、ビロードのような花びらが、紫色のグラディエイションを作っています。でもハーブとしては?と言うところでしょうか。
10月に入り、日差しが柔らかくなった頃、咲き始めます。

ガラニイカセージ


パイナップルセージ

真っ赤な花が秋の日差しの中、風に揺れています。
葉っぱをちぎってみると確かにパイナップルの香りがします。
花だけでも充分楽しめる派手さです。